商品について

エッセンシャルの缶詰は5種類あります。ノーティカル(サーモンとタラ)、ハイランド(ターキーとダック)、キングダム(ポークとイノシシ)、エステート(ターキーとラム)、そしてスーペリアリビング(チキンとダック)。

このうち子犬に使えるのはスーペリアリビングだけです。他の4種類は対象が「全犬種・成犬〜」ですが、スーペリアリビングだけは「全犬種・全年齢」で、公式サイトに子犬の給与量表も用意されています。

中身はチキン生肉38%とダック生肉27%。動物性の原材料は鳥だけで65%です。3番目に来る原材料はリンゴで、その次がエンドウ豆。サーモンオイルも1%入っています。

タンパク質は7.5%以上。缶詰5種類のなかで最も高い数字です(他は6.5〜7%)。

日本ではレティシアンが正規輸入代理店として扱っています。缶詰の製造国はチェコです。400gで税込1,650円。

缶詰5種類の中での位置

主なタンパク源タンパク質脂質カロリー対象
スーペリアリビングチキン38%+ダック27%7.5%以上5%以上110kcal全年齢
キングダムリビングポーク39%+イノシシ26%7%以上5%以上109kcal成犬〜
ノーティカルリビングサーモン35%+タラ30%6.5%以上5.5%以上112.5kcal成犬〜
ハイランドリビングターキー44%+ダック21%6.5%以上5.5%以上111.5kcal成犬〜
エステートリビングターキー39%+ラム26%6.5%以上4%以上103.5kcal成犬〜

タンパク質がいちばん高くて、カロリーは真ん中あたり。定番の食材で全年齢に使える、という位置づけです。

チキンは低脂肪のタンパク源で、必須アミノ酸やビタミンB群、鉄分を含みます。ダックも低脂肪で、鉄分、セレン、ビタミンB群、亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸を含みます。

子犬の給与量表がある

これがこの缶詰の実用的な価値です。成犬時の予想体重と月齢で量を選ぶ形になっています。

子犬(缶詰のみで使う場合)

成犬時の体重2〜3ヶ月3〜4ヶ月4〜6ヶ月6〜12ヶ月
1〜5kg92〜184g140〜280g145〜281g133〜266g
6〜10kg184〜310g280〜456g281〜472g266〜472g
11〜15kg310〜420g456〜579g472〜644g472〜632g
16〜20kg420〜522g579〜683g644〜792g632〜787g
21〜25kg522〜543g683〜849g792〜946g787〜924g
26〜30kg543〜637g849〜908g946〜1,065g924〜1,085g
31〜35kg637〜664g908〜987g1,065〜1,303g1,085〜1,343g

成犬〜(缶詰のみで使う場合)

体重1日の給与量
1〜5kg184〜290g
6〜10kg349〜490g
11〜15kg513〜665g
16〜20kg678〜825g
21〜25kg843〜975g
26〜30kg1,008〜1,120g
31〜35kg1,172〜1,304g

うちがパフィをお迎えしたのは生後約3ヶ月、体重1kgのときでした。当時は「成犬で3kgくらい」と説明されていたので、この表なら1〜5kgの行、2〜3ヶ月の欄で1日92〜184gという読み方になります。400gの缶が2日から4日分ですね。

ただ実際にパフィは5.12kgまで成長しました。子犬用の給与量表は成犬時の予想体重で行を選ぶ設計なので、この前提がずれると量もずれます。ミックス犬は特に予想が外れやすいので、体重の伸びを見ながら読み替える意識が必要だと思います。

子犬に水分のある食事、という選択肢

子犬期のフードでいちばん困るのは「食べにくそう」という状態です。

うちは生後3ヶ月から1日3〜4回の小分けで、ドライフードをぬるま湯でふやかして与えていました。カリカリのままだとどうにも食べにくそうで、ふやかすと香りが立って鼻を近づけてくれたんですよね。あの手間は毎回10分以上かかっていて、朝の忙しい時間には正直しんどかった記憶があります。

缶詰は最初から水分84%のパテ状なので、その工程がいりません。開けてそのままです。子犬期にこれを知っていたら、少なくとも朝の1回はこれに置き換えていたと思います。

ただコストの問題はあります。缶詰だけで主食を組むと、成犬時1〜5kgの子の2〜3ヶ月でも1日92〜184g、400g缶が2日から4日分です。単品価格だと月1万2,000円から2万5,000円。ここはドライフードと組み合わせる形が現実的でしょう。

うちの今のやり方に置き換えると、ドライフードにトッピングして香りと水分を足す使い方になります。おやつやトッピングは1日の総カロリーの1割程度を上限の目安にしていて、パフィ(5.12kg)なら約28kcal、この缶詰で約25gです。400g缶で16日分、単品価格なら1日約103円、6缶セット換算なら1日約83円。足したぶんはドライを減らす引き算で回します。

栄養成分・カロリー

成分含有量
タンパク質7.5%以上
脂質5%以上
粗繊維2.55%以下
灰分3.3%以下
水分84.24%以下
エネルギー110kcal/100g

水分が84%あるので、タンパク質7.5%以上という数字はドライフードとそのまま比べられません。水分を除いて計算すると47%以上に相当します。

ベリー類はクランベリー、ブルーベリー、ゴジベリー、ブラックベリーの4種類。海藻、緑茶、マリーゴールド、ショウガ、スピルリナも入ります。原材料一覧に米・小麦・トウモロコシは出てきません。

開封後は冷蔵で3日以内

項目内容
未開封の保存高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所
開封後冷蔵保存し、3日以内に使い切る

子犬に少量ずつ使う場合、400gを3日で使い切るのは難しいことがあります。小分けにして冷凍する運用を前提に考えたほうがいいでしょう。

6缶セットのほうが明確に安い

購入パターン税抜税込(概算)1缶あたり税込
単品 1缶1,500円1,650円1,650円
単品 1缶(定期10%OFF)1,350円約1,485円約1,485円
6缶セット7,280円8,008円約1,335円
6缶セット(定期15%OFF)6,188円約6,807円約1,135円

単品を6缶買うと税込9,900円ですが、6缶セットなら8,008円。1缶あたりおよそ19%安くなります。6缶セットは税抜7,280円なので、定期コースの15%OFFの枠に1セットから入ります。

定期コースは回数の縛りがありません。届く周期も1週間から13週間まで1週単位で選べます。子犬期は食べる量が月ごとに増えていくので、周期と個数を変えられるのは使いやすいと思います。

原材料一覧

チキン生肉38%、ダック生肉27%、リンゴ、エンドウ豆、サーモンオイル1%、クランベリー、ブルーベリー、ゴジベリー、ブラックベリー、リグノセルロース、海藻、緑茶、マリーゴールド、ショウガ、スピルリナ、ビタミン類(E、チアミン、ビオチン、A、D3)、ミネラル類(カルシウム、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)

原産国:チェコ

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 子犬にウェットフードを使いたい方。エッセンシャルの缶詰で子犬に使えるのはこれだけです
  • ふやかす手間を省きたい方。最初から水分84%のパテ状です
  • ドライフードだけでは食べてくれない子。香りと水分を足したい方
  • 缶詰でタンパク質の数字がいちばん高いものを選びたい方
  • 水をあまり飲まない子。食事から水分を摂らせたい方
  • ドライのスーペリアリビングと組み合わせて使いたい方

こんな方は注意

  • 鶏肉にアレルギーがある子には使えません。チキン生肉38%が入っています
  • 缶詰だけを主食にすると費用が大きくなります。5kgの成犬で1日約290g、月20缶以上です
  • 開封後は冷蔵で3日以内。少量ずつ使うなら小分け冷凍が前提になります
  • 子犬の給与量表は成犬時の予想体重で行を選ぶ設計です。予想が外れやすい子は体重の伸びを見ながら読み替えが必要です
  • タンパク質7.5%以上という数字は水分84%を含んだ値です

我が家の場合 — あのときの朝10分を、返してほしい

パフィの子犬期でいちばん記憶に残っている作業が、フードのふやかしです。

生後3ヶ月でお迎えして、1日3〜4回の小分け。ドライフードにぬるま湯をかけて、柔らかくなるまで待つ。待っている間にパフィが足元をぐるぐる回るので、こちらも焦ります。厚みのある粒だと芯が残るので、ちゃんとふやけたか毎回確認していました。

あの工程が、缶詰なら開けるだけで済むんですよね。

もちろん値段は違います。ドライフードをふやかすほうが何倍も安いです。でも子犬期は数ヶ月で終わる期間で、その数ヶ月の朝の10分は、当時の自分にはけっこう大きなものでした。「1日1回だけ缶詰にする」という手があると知っていたら、たぶん買っていたと思います。

パフィは結局ドライを食べなくなって半生タイプに落ち着きました。あの切り替えのとき、水分のあるフードという選択肢をもっと早く知っていたら、違う道もあったのかもしれません。今から子犬を迎える人には、ふやかす以外の手も最初から知っておいてほしいなと思います。