商品について

同じブランドの同じ価格帯なのに、成分がまるで違う。エッセンシャルドッグフード スタミナは、そういうフードです。

タンパク質32%以上、脂質19.25%以上、エネルギー403kcal/100g。エッセンシャルのドライフード8種類のなかで、この3つとも最も高い数字です。並べて比べると差がはっきりします。

タンパク質脂質カロリー
スタミナ32%以上19.25%以上403kcal/100g
スーペリアリビング28%以上14%以上371kcal/100g
ハイランドリビング26%以上14.88%以上375kcal/100g
ノーティカルリビング26%以上12%以上356kcal/100g
オールダー シニア用30%以上10%以上343.5kcal/100g

使っている食材はスーペリアリビングとほぼ同じで、チキン&ダック48.6%(乾燥チキン24.5%、チキン生肉21.8%、乾燥ダック1.5%、ダック生肉0.8%)にサーモン&マス5%。違いはチキンオイルの量です。スーペリアリビングが3.5%なのに対して、スタミナは8.8%。ここで脂質とカロリーが跳ね上がっています。

エッセンシャルはデンマークのブランドで、日本ではレティシアンが正規輸入代理店として扱っています。ドライフードの製造国はイギリス。2.5kgで税込7,568円、1kgあたり約3,027円です。

チキンオイル8.8%が、この数字を作っている

原材料スタミナスーペリアリビング
乾燥チキン24.5%23.8%
チキン生肉21.8%21.9%
乾燥ダック1.5%1.5%
ダック生肉0.8%0.8%
チキン&ダック 合計48.6%48%
チキンオイル8.8%3.5%
サーモン&マス5%5%
2.7%2.7%

肉の量はほぼ同じ。差はオイルです。チキンオイルを2.5倍にすることで、同じ量を食べたときに入るカロリーを増やしている設計です。

原材料の並び順を見ると、スタミナではチキンオイルがサツマイモの次、つまり3番目に来ています。スーペリアリビングでは7番目でした。配合量の多い順に書く決まりなので、この位置の違いがそのまま成分の違いになっています。

チキンとダックにはどちらもレッドトラクター認証がついています。英国最大級の品質保証で、食品安全(HACCPに基づく管理)、動物福祉、環境への配慮、100%トレーサビリティの4つを独立した第三者機関が監査するものです。

どんな子に向くのか。逆に、どんな子に向かないのか

公式の説明では「アクティブな愛犬に、明日への活力を授ける一皿」と書かれています。名前のとおり、動く犬向けのフードです。

向いている子

  • 毎日しっかり長く歩く子、走る子
  • ドッグランやアジリティなど運動量の多い遊びをする子
  • 冬に外で活動する時間が長い子
  • 同じ体重でも痩せ気味で、体重を増やしたい子

向いていない子

  • 日中ほとんど寝ている室内犬
  • 散歩が短い、または回数が少ない子
  • すでに体重を気にしている子
  • 脂質を抑えるように獣医師から言われている子

うちのパフィは完全に後者です。散歩は週3〜5日、1回20〜30分で2〜3km。北陸の冬は雪で散歩に行けない日も多く、そういう日はリビングでボール遊びをして終わりです。獣医師からは「この体格ならそれで十分」と言われていますが、そこに403kcal/100gのフードを持ってくるのは違うだろうな、と思っています。

「少量でカロリーが摂れる」という別の見方

ただ、ここには考えどころがあります。

給与量の表を見ると、スタミナの成犬の目安はスーペリアリビングやハイランドリビングとまったく同じ数字です(1〜5kgで30〜80g)。カロリーが403kcalと403kcalぶんだけ高いのに、量の目安が同じ。つまり表の上限で与えると、その分だけ多くのカロリーが入ります。

これは体重を気にする子には注意点ですが、逆の子には利点になります。食べる量が少ない子です。

パフィは朝あげたご飯をお昼まで放置したり、夜のご飯を深夜に一気食いしたりする子で、そもそも1食をきれいに食べ切らないことがよくあります。動物病院に相談したら「そこまで厳密に拘らなくても大丈夫」と言われて今のゆるいルールに落ち着いているのですが、こういう子にとって「少ない量でも必要な栄養が入る」という性質は、実は助かるものだったりします。

だからスタミナを「運動量が多い子のフード」だけで片づけるのは、少し惜しい気もしています。ただ脂質19.25%以上は決して軽い数字ではないので、量を絞って与えるなら獣医師に相談してからにしたいところです。

栄養成分・カロリー

成分含有量
タンパク質32%以上
脂質19.25%以上
粗繊維5.75%以下
灰分9%以下
水分9%以下
エネルギー403kcal/100g

関節向けにグルコサミン、コンドロイチン、MSM。腸に届く糖類としてフラクトオリゴ糖とマンナンオリゴ糖。ビタミン12種類、ミネラル10種類が表示されています。

原材料一覧に米・小麦・トウモロコシは出てきません。炭水化物源はサツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモです。

1日あたりの給与量の目安

成犬(1歳〜7歳)

体重1日の給与量
1〜5kg30〜80g
6〜10kg93〜140g
11〜15kg149〜180g
16〜20kg187〜225g
21〜25kg234〜270g
26〜30kg280〜310g
31〜35kg318〜354g

シニア犬(7歳〜)

体重1日の給与量
1〜5kg28〜72g
6〜10kg84〜126g
11〜15kg134〜162g
16〜20kg168〜203g
21〜25kg211〜243g
26〜30kg252〜279g
31〜35kg286〜319g

このフードはとくに「まずは下限から」を守りたいところです。公式FAQでは、給与量を調整するときは便の状態と体重を見て、便がゆるくなっているなら与えすぎのサインとして見直すよう案内されています。

パフィ(5.12kg)なら成犬表の下限寄り、1日30〜50gあたりから様子を見る形になると思います。2.5kgの袋を1日50gで使うと約50日分。1袋で1ヶ月半以上もつので、コストだけ見ればいちばん長持ちする使い方になります。

粒の大きさ・形状

項目内容
形状四角形
サイズ1辺約9mm
厚さ約7mm

エッセンシャルのドライで標準的な形とサイズです。チキンオイルが多いぶん、袋を開けたときの香りは他の味より強く出るはずです。

※生産ロットによって粒の形状・サイズ・色・香り・質感には差が出ることがあります。

価格と定期コースの実際

購入パターン税抜税込(概算)1袋あたり税込
通常購入 1袋6,880円7,568円7,568円
定期コース 1袋(10%OFF)6,192円約6,811円約6,811円
定期コース 2袋(15%OFF)11,696円約12,866円約6,433円
定期コース 3袋(20%OFF)16,512円約18,163円約6,054円

定期コースの割引は合計金額で決まります。税抜7,000円未満は10%OFF、7,000円以上20,000円未満は15%OFF、20,000円以上は20%OFF。

スタミナは1袋税抜6,880円なので、1袋だけの定期は10%OFFにとどまります。あと税抜120円で15%OFFの枠なので、2袋にするかどうかは考えるところ。1袋あたりの税込価格で見ると、1袋注文と3袋注文で750円以上の差が出ます。

回数の縛りはありません。解約は次回お届け日の7日前までに連絡すればよく、初回にはフードスクープがついてきます。

原材料一覧

チキン&ダック48.6%(乾燥チキン24.5%、チキン生肉21.8%、乾燥ダック1.5%、ダック生肉0.8%)、サツマイモ、チキンオイル8.8%、エンドウ豆、サーモン&マス5%(生サーモン2.7%、生マス2.3%)、アマニ、ジャガイモタンパク、卵2.7%、チキングレイビー2.5%、アルファルファ、ジャガイモ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、アサイー、リンゴ、クランベリー、マルベリー、ナシ、トマト、オレンジ、ビルベリー、海藻、緑茶抽出物、マリーゴールド、ショウガ、朝鮮ニンジン、タウリン、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ビタミン類(コリン、A、チアミン、コバラミン、リボフラビン、ナイアシン、パントテン酸、ピリドキシン、ビオチン、葉酸、D3、E)、ミネラル類(カルシウム、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、カリウム、セレン、亜鉛、ヨウ素)

原産国:イギリス

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 毎日しっかり歩く子、走る子
  • ドッグランやアジリティで運動量が多い子
  • 痩せ気味で、体重を増やしたい子
  • タンパク質32%以上のフードを探している方
  • 少ない量で必要なカロリーを摂らせたい子(獣医師に相談のうえで)

こんな方は注意

  • 運動量が少ない室内犬には向きません。脂質19.25%以上、403kcal/100gです
  • 体重を増やしたくない子には給与量の厳しい管理が必要になります
  • 鶏肉にアレルギーがある子には使えません。乾燥チキンとチキン生肉で46.3%を占めます
  • 給与量の目安は同ブランドの他の味と同じ数字ですが、カロリーは高いです。下限から始めるのが前提です
  • 1袋だけの定期コースは10%OFFにとどまります

我が家の場合 — うちには向かない。でも数字の意味は覚えておきたい

パフィは日中ずっとソファで寝ています。飼い主が帰ってくると嬉しくて大騒ぎしてサークルから飛び出しそうな勢いでジャンプを繰り返しますが、それが1日の運動量のピークです。散歩は大好きで「散歩」という単語や給水ボトルを準備する音だけで走り回るほどなのに、夫婦とも仕事の都合で夕方1回になる日が多い。

そういう子に403kcal/100gのフードは、素直に言って合いません。うちで試す予定はないです。

ただこのフードを見て気づいたことがあります。同じブランド、同じ価格帯、ほぼ同じ食材でも、オイルの量ひとつで用途がまるごと変わる。スーペリアリビングとスタミナの違いはチキンオイル3.5%と8.8%だけなのに、向く子が正反対になります。

フードを選ぶとき、僕はこれまでタンパク源ばかり見ていました。「チキンかサーモンか」「グレインフリーかどうか」。でも本当に生活に効いてくるのは脂質とカロリーで、そこは散歩の量とセットで考えないと意味がない。スタミナという1袋は、それを数字で見せてくれるフードだと思っています。