商品について

チキンのフードが合わなかった子の飼い主さんが、次に探すのはだいたい魚のフードです。うちも涙やけが出やすい時期があって、「フードのタンパク源を変えたらどうなるんだろう」と考えたことがありました。

エッセンシャルドッグフード ノーティカルリビングは、原材料のうち魚介類が58.5%を占める魚メインのドライフードです。生サーモンと生トラウトで32%、そこに乾燥フィッシュブレンド13.5%、乾燥サーモン4.6%、サーモンオイル4.5%、生白身魚2.3%、サーモングレイビー1.6%が重なります。肉は入っていません。

エッセンシャルはデンマーク生まれのブランドで、ヨーロッパを中心に30カ国以上で売られています。日本では正規輸入代理店のレティシアンが扱っていて、モグワンやカナガンと同じ会社です。ドライフードの製造国はイギリスで、公式サイトの表現を借りると「英国の伝統を受け継ぐキッチンで少量ずつ調理」されています。

価格は1.8kgで税込5,852円。1kgあたり約3,251円です。正直に言うと高いです。ただ、魚だけで6割近くを組んでいるフードは選択肢が多くないので、そこに納得できるかどうかで判断が分かれるフードだと思います。

魚介類58.5%、肉は使っていない

このフードの一番はっきりした特徴は、動物性の原材料が魚だけで構成されていることです。

原材料配合比率
生サーモン&生トラウト32%
乾燥フィッシュブレンド13.5%
乾燥サーモン4.6%
サーモンオイル4.5%
生白身魚2.3%
サーモングレイビー1.6%
魚介類 合計58.5%

サーモンとマスにはEPA・DHAといったオメガ3脂肪酸が含まれます。鶏や牛が合わなかった子の切り替え先として魚のフードを探す飼い主さんは多いので、タンパク源が魚に絞られているのはわかりやすい選び方ができるポイントです。

エッセンシャルが使うスコティッシュサーモンは、上質な飼料を食べて自由に泳げる養殖環境で育ったもので、ヒューマングレードの表示がついています。人が食べられる水準の素材ということですね。

うちのパフィはフードが合わないと目元がうるうるしやすくなる子で、獣医師からは「鼻涙管が特に狭いタイプではない」と言われています。つまり原因は食べものや腸の側にありそう、ということ。魚メインのフードは、そういう子の候補リストに入れておきたい種類です。

サツマイモとエンドウ豆でエネルギーを作る、穀物なしの設計

原材料一覧を上から下まで見ても、米・小麦・トウモロコシといった穀物は出てきません。炭水化物源はサツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモです。

こだわりポイント内容
穀物使用なし(サツマイモ・エンドウ豆・ジャガイモでエネルギーを確保)
着色料・香料使用なし
原材料の基準人が食べられる水準の素材を使用
製造国イギリス
野菜・フルーツニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、リンゴ、ナシ、トマト、オレンジ
ベリー類アサイー、クランベリー、マルベリー、ビルベリー
関節向けの成分グルコサミン、コンドロイチン、MSM
腸に届く糖類フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖

グルコサミン・コンドロイチン・MSMの3つが最初から入っているのは、小型犬を飼っている人にとって見逃せないところです。知り合いの小型犬飼いに話を聞くと、かなりの確率で「うちもパテラ持ち」と返ってきます。うちはまだ何も言われていませんが、関節サプリとしてコセクインを調べたことがあって、あれに入っているのがまさにグルコサミン・コンドロイチン・MSMの3成分でした。フードの側で少しでも入っているなら、それは素直にありがたいです。

フラクトオリゴ糖とマンナンオリゴ糖も入っています。パフィは便が柔らかい日とコロコロの日が交互に来るような子なので、こういう成分の名前を見るとつい目が留まります。

デンマーク発、ヨーロッパ中心に30カ国以上

エッセンシャルの創業者はクリスチャン・デグナー=エルスナーという人で、25歳から13年間、北欧の大手ペットフード流通会社を経営していました。業績は好調だったのに「もっと上質な体験を届けたい」と考えて会社を売却し、そこから立ち上げたのがエッセンシャルです。

肉・魚のうち、グラスフェッドのブリティッシュラム、放し飼いブリティッシュチキン、放し飼いターキー、ブリティッシュダック、鹿肉にはレッドトラクター認証がついています。英国最大級の品質保証で、食品安全(HACCPに基づく管理)、動物福祉、環境への配慮、100%トレーサビリティの4つを満たした原材料にだけ与えられるものです。ノーティカルリビングは魚のフードなので直接は関わりませんが、同じブランドのほかの味を選ぶときに知っておくと判断材料になります。

栄養成分・カロリー

成分含有量
タンパク質26%以上
脂質12%以上
粗繊維5.75%以下
灰分9%以下
水分9%以下
エネルギー356kcal/100g

タンパク質26%以上はプレミアムフードとしては標準的で、飛び抜けて高くはありません。脂質12%以上も、エッセンシャルのほかの味と比べるとおとなしい数字です(同ブランドのスタミナは脂質19.25%以上)。

356kcal/100gというのは、市販のドライフードのなかでは平均くらい。日中ずっとリビングのソファで寝ているようなタイプの子でも、量の調整で対応しやすいカロリーだと思います。

1日あたりの給与量の目安

成犬(1歳〜7歳)

体重1日の給与量
1〜5kg25〜85g
5〜10kg85〜145g
10〜15kg145〜195g
15〜20kg195〜240g
20〜25kg240〜285g
25〜30kg285〜330g
30〜35kg330〜370g

シニア犬(7歳〜)

体重1日の給与量
1〜5kg25〜80g
5〜10kg80〜140g
10〜15kg140〜185g
15〜20kg185〜230g
20〜25kg230〜275g
25〜30kg275〜315g
30〜35kg315〜350g

公式サイトでは「まずは下限から始めて調整」と案内されています。パフィは5.12kgなので、表の区切りでいうと5〜10kgの下限あたり、1日85g前後が出発点になります。朝晩2回に分けるなら1食42g程度。

これで計算すると1.8kgの袋は約21日分です。月に1.4袋くらい使うので、通常価格だと月8,000円強。うちが今使っている半生フードが月1万円くらいなので、同じ水準か少し安い、という感じでしょうか。想像していたより現実的な数字でした。

粒の大きさ・形状

項目内容
形状四角形
サイズ1辺約10mm
厚さ約5mm

厚さ5mmは、ドライフードとしてはかなり薄いです。1辺10mmという幅だけ見ると小型犬には大きく感じますが、薄い板のような形なので噛み割りやすいはずです。

うちがドライフードで挫折した理由のひとつは、たぶん「硬くて食べにくかった」ことです。子犬のころはぬるま湯でふやかして与えていて、ふやかすと香りが立って鼻を近づけてくれました。厚みのある粒はふやかすのに時間がかかって芯が残りがちですが、5mmなら短時間で全体が柔らかくなります。魚のフードは香りも強く出るので、偏食の子に試すならこの組み合わせはなかなか良いと思っています。

※生産ロットによって粒の形状・サイズ・色・香り・質感には差が出ることがあります。

価格と定期コースの実際

購入パターン税抜税込(概算)1kgあたり
通常購入 1袋5,320円5,852円約3,251円
定期コース 1袋(10%OFF)4,788円約5,267円約2,926円
定期コース 2袋(15%OFF)9,044円約9,948円約2,763円

定期コースの割引率は、合計金額で決まります。税抜7,000円未満は10%OFF、7,000円以上20,000円未満は15%OFF、20,000円以上は20%OFFです。ノーティカルリビングは1袋税抜5,320円なので、1袋だけだと10%OFFにとどまります。2袋まとめると15%OFFの枠に入るので、1kgあたりの単価が下がります。

定期コースには回数の縛りがありません。解約は次回お届け日の7日前までに連絡すればよく、ドライフードの初回にはフードスクープがついてきます。

フードを変えるときは時間をかけたい派なので、うちなら定期を1袋で始めて、パフィが食べるかどうかを見てから2袋に増やす流れにすると思います。切り替えは公式でも7日間かけて25%→50%→75%→100%と案内されていますが、うちは1ヶ月以上かける方針です。

セット商品もある

ノーティカルリビングには、同じ味でまとめた愛犬用 エッセンシャル ノーティカルセット(税込11,990円)もあります。中身はドライ1.8kg+缶詰400g×2缶+リンクストリーツ80gです。

ただ、この3点を単品で買った合計も11,990円で、セットにしたことによる値引きはありません。定期コースの割引は合計金額で決まる仕組みなので、単品を同時に頼んでも同じ割引率になります。セットの利点は「組み合わせを考えなくていい」という一点だと考えておくのが正確です。

原材料一覧

魚介類58.5%(生サーモン&生トラウト32%、乾燥フィッシュブレンド13.5%、乾燥サーモン4.6%、サーモンオイル4.5%、生白身魚2.3%、サーモングレイビー1.6%)、サツマイモ、エンドウ豆、アマニ、アルファルファ、エンドウ豆繊維、ジャガイモ、卵0.8%、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、アサイー、リンゴ、クランベリー、マルベリー、ナシ、トマト、オレンジ、ビルベリー、海藻、緑茶抽出物、マリーゴールド、ショウガ、朝鮮ニンジン、タウリン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、グルコサミン、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(E、A、D3)

原産国:イギリス

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 鶏や牛のフードが合わず、魚のフードを探している方
  • タンパク源を魚に絞って様子を見たい方
  • 穀物を使っていないフードを選びたい方
  • 粒が薄くてふやかしやすいドライフードを探している方
  • グルコサミン・コンドロイチン・MSMが最初から入っているフードを選びたい方
  • 定期コースで買い忘れをなくしたい方

こんな方は注意

  • 月のフード代を5,000円以下に抑えたい方には向きません。1.8kgで税込5,852円、5kgの成犬で約21日分です
  • 魚のアレルギーがある子には使えません
  • 子犬には対象が合いません。子犬なら同ブランドの「ザ・ビギニング」を選びます
  • 開封後の香りの変化でフードを食べなくなる子もいます。1.8kgでも余りそうなら小分けにして保存するのが無難です

我が家の場合 — 魚のフードは「涙やけが出る時期」の候補として見ている

パフィは涙やけの常連で、2日放っておくと目のふちがカチカチになります。毎日の目元ケアで気にならないレベルは保てているのですが、フードがうまく合わない時期はうるうるが目立ちやすくなる、という感覚があります。

獣医師からは鼻涙管が狭いタイプではないと言われているので、原因を探すなら食べものと腸のほうです。そう考えると、タンパク源が魚だけで組まれたフードは「変えてみる価値がある1手」に見えます。

問題は、パフィがそもそもカリカリを食べないこと。だからうちが試すとしたら、いきなり主食にはしません。ぬるま湯でふやかして、今の半生フードの上に少量トッピングするところから始めるはずです。1.8kgという袋の小ささは、その試し方には合っています。2.5kgの袋だと使い切れる自信がありません。