この宿について
石川県加賀市、芭蕉も愛したという山中温泉の静かな山あいにある「ポイントバケーション加賀山中」は、愛犬と一緒に泊まれる会員制のコンドミニアム型リゾートです。会員制といっても、楽天トラベルやじゃらんnetなどから一般の宿泊予約ができます。全室にキッチンや洗濯乾燥機がそろった、まるで別荘のようなお部屋が特徴で、犬連れの家族がわが家のようにくつろげるつくりになっています。
犬連れの旅で「大型犬だから泊まれる宿が少ない」「うちは多頭飼いだから…」と選択肢に困っている飼い主さんは多いと思います。この宿は小型犬から超大型犬まで、しかも1室3頭までOKという懐の深さ。屋外ドッグランや犬用アメニティもそろっていて、大型犬・多頭飼いのご家庭にこそ知ってほしい一軒です。
大型犬も多頭もOK、犬用の設備がそろう「ドッグヴィラ」
この宿でいちばん心強いのは、犬の受け入れの幅の広さです。ペット同伴で泊まれるのは「ドッグヴィラ」と呼ばれる専用タイプのお部屋で、小型犬から超大型犬まで体重制限なし、1室最大3頭まで一緒に泊まれます。大型犬OKの宿、多頭で泊まれる宿を探している飼い主さんには、かなり貴重な選択肢です。
うれしいのが、犬用アメニティの充実ぶり。トイレシートやトイレトレー、水飲み器や食器、ケージ・サークル、リードフック、粘着ローラーに散歩グッズまでひととおりそろっています。ペット専用の洗濯機や、客室にはペット用のごみ箱も用意されているので、荷物を減らせるのは長距離の犬連れ旅行では本当に助かるところ。屋外には無料のドッグラン(8時〜日没)があり、体を思いきり動かして発散させてあげられます。散歩やドッグランのあとに使える足洗い場があるのも、雨上がりや泥んこになりやすい子の飼い主にはありがたいポイントです。
泊まる前に知っておきたい犬のルール
受け入れが幅広いぶん、いくつか条件があるので、予約前に確認しておくと安心です。
まず犬種の制限があり、日本犬(柴犬・狆を除く)・狩猟犬・闘犬にあたる犬種とそのミックスは宿泊できません。愛犬が該当しそうか迷う場合は、事前に電話で相談しておきましょう。また、狂犬病予防接種と5種以上の混合ワクチンの接種証明書(接種後2週間以上〜1年以内のもの)の提示が必要です。当日に慌てないよう、コピーを準備しておくとスムーズです。
室内では、ドッグラン以外はリードを着けるか抱っこがルール。ベッドやお布団の上に犬を上げるのはご遠慮くださいとされているので、いつものベッドやマットを持参してあげると、わんちゃんも落ち着いて過ごせます。室内に犬だけを残してのお留守番はできない決まりなので、食事や観光は愛犬と一緒に動ける計画を立てておくと安心です。
キッチン付きの部屋で、自炊しながらのんびり
お部屋は55㎡以上とゆったりした広さで、間取りは1LDK(定員4名)から、2LDK・3LDKまでそろっています。家族が増えても、犬が複数いても窮屈になりにくいのがコンドミニアムのいいところ。
全室にIHコンロ・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・洗濯乾燥機がそろっているので、基本は自炊スタイルです。これは犬連れにとって意外と大きなメリットで、いつものフードやごはんをそのまま用意できるから、環境が変わると食欲が落ちやすい子でも安心。地元のスーパーで加賀の食材を買って部屋で調理したり、周辺の食事処やケータリングを使ったりと、過ごし方を自由に組み立てられます。館内には大浴場とサウナもあるので、愛犬とたっぷり遊んだあと、飼い主はゆっくり湯につかって疲れを癒せます。
アクセスと山中温泉の散歩環境
車の場合は、北陸自動車道の加賀ICからおよそ30分。駐車場は1台目が無料で、2台目以降は1泊1,100円です(先着順)。電車派の方は、JR加賀温泉駅から加賀温泉バスの「山中温泉・栢野」行きに乗って約35分、「こおろぎ町」で下車して徒歩300mほど。加賀温泉駅から車なら20〜25分ほどの距離です。
山中温泉は渓谷沿いの自然豊かな温泉地で、有名な「鶴仙渓(かくせんけい)」の遊歩道など、愛犬とのんびり歩けるスポットが点在しています。緑の多い静かなエリアなので、朝夕のお散歩も気持ちよさそうです。
泊まった人の声
予約サイトの評価は、楽天トラベル4.45(102件)、じゃらんnet4.4(48件)と、安定した高評価を集めています。Yahoo!トラベルは口コミ件数がまだ少なく総合点は非表示ですが、投稿された個別の評価は4.5〜5.0と好意的です。
口コミで評価が高いのは、清潔感のある広い部屋と、キッチンで料理ができる自由さ。「おうちのようにくつろげた」「山中温泉街に食事処が多くて便利」といった声が目立ちます。犬連れの視点では、ドッグランやアメニティがそろっていて「愛犬と気兼ねなく過ごせた」という点が支持されている印象です。一方で、自炊が基本のスタイルなので、旅館のような手厚い食事のおもてなしを期待するというより、「別荘で愛犬とのんびり自分たちのペースで過ごす」ことに価値を感じる飼い主さんに向いた宿だと思います。