商品について
馬肉パラパラミンチは、熊本の馬刺し専門店として知られる利他フーズ(熊本馬刺しドットコム)が作る、犬用の冷凍生馬肉です。いちばんの特徴は、人が食べる馬刺しを加工するときに出る切れ端を使ったヒューマングレードの馬肉100%だということ。原材料は馬肉だけで、穀物も着色料も保存料も使っていません。
名前のとおり、凍ったままパラパラとほぐせるミンチ状になっているのがこの商品のうまいところ。かちかちの塊だと「今日はこのくらい」と量を調整しづらいんですが、パラパラタイプなら必要な分だけスプーンですくって、いつものドライフードにふりかけるように使えます。1袋300gが3袋入った900gセットなので、毎日のトッピングなら小型犬でけっこう長く使える量なんですよね。
うちのパフィ(ポメプー・2歳・5kg)は、ドライフードだけだと途中で飽きて残してしまうことがある、わりと気分屋なタイプ。今までもちゅーるを足したりして「あと一押し」してきたんですが、せっかくなら素材がはっきりしているものを乗せたいなと思っていて、馬肉100%というシンプルさにすごく惹かれました。馬肉は鶏や牛とは違う種類のお肉なので、いつものフードと違うタンパク源を試したい子の選択肢としても気になっていた商品です。
ひとつだけ最初に正直に書いておくと、これは「これだけで栄養が完結する総合栄養食」ではありません。あくまでトッピングや手作りごはんの材料として使うものなので、主食のドライフードと組み合わせて使うのが基本になります。そのあたりも含めて、以下で詳しく見ていきます。
人が食べる馬刺しと同じ。ヒューマングレードの馬肉100%
馬肉パラパラミンチの一番の安心ポイントは、原料が馬刺し専門店の人間用の馬肉そのものだということだと思います。ペット用に別ラインで作られたものではなく、馬刺しをさばく工程で出る切れ端を犬用にミンチにしたもの。つまり、人が刺身で食べられる品質のお肉です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原材料 | 馬肉100%(熊本県で約2年穀物肥育) |
| 品質 | ヒューマングレード(人間用の馬刺しと同じ馬肉) |
| 添加物 | 着色料・保存料・調味料不使用 |
| 形状 | 凍ったままほぐせるパラパラミンチ |
| 内容量 | 300g×3袋(合計900g) |
利他フーズは馬肉の産地や育て方についてもきちんと公開していて、カナダ生まれの仔馬を輸入し、熊本のきれいな水と穀物で約2年かけて大切に育てた馬を使っているとのこと。どこの・どんな馬なのかがはっきりしているのは、口に入れるものだからこそ飼い主として安心できるところだなと思います。
パフィのフードを選ぶとき、僕はいつも原材料表示の一番上に何が書いてあるかを見るクセがあるんですが、この商品は表示するまでもなく「馬肉だけ」。シンプルすぎて逆に潔いなと感じました。
高タンパク・低脂肪で、トッピングにちょうどいいカロリー感
馬肉は一般的に高タンパクでヘルシーなお肉として知られていて、鉄分やグリコーゲンが豊富なのも特徴です。トッピングとして使うときに地味にうれしいのが、100gあたり約175kcalというカロリー感。ドライフードが100gあたり350〜400kcalくらいあるのと比べると軽めなので、少し乗せても1日の摂取カロリーを大きく押し上げにくいんですよね。
パフィは獣医師から「太っているわけではなく、ただ体の大きい子」と言われていて、今のところダイエットは必要ないと判断されています。ただ小型犬は体重管理に気をつかいたいので、トッピングを足してもカロリーが跳ねにくいのは安心材料。「食いつきは上げたいけど太らせたくない」という、うちみたいなわがままな悩みにわりと噛み合う素材だなと思っています。
馬肉は鶏肉や牛肉とは種類の違うタンパク源なので、いつものお肉に食べ慣れている子に「ちょっと違うもの」を試してあげたいときにも向いています。食物アレルギーが気になる子のごはん作りで馬肉が選ばれることがあるのも、こうした性質が理由のひとつです。
凍ったまま使える手軽さ。でも解凍と衛生管理はひと手間
便利な一方で、生肉ならではの「ひと手間」も正直にお伝えしておきます。届くのは冷凍便で、保存も冷凍庫。使うときは食べる分だけ取り出して解凍します。
おすすめの解凍方法は、前の晩に冷蔵庫へ移してゆっくり解凍する自然解凍。急ぐときは袋ごと流水にあてる方法もあります。電子レンジでの解凍は加熱ムラが出やすく、肉が部分的に煮えてドリップ(肉汁)が出てしまうので、あまり向いていません。パラパラタイプは塊より解凍が早いので、その点は使いやすいと思います。
それから、生肉に慣れていない子にいきなり生で与えると、お腹がびっくりすることがあります。最初は油をひかずにフライパンで火を通すか、少量のお湯でさっと茹でてから与えて、徐々に半生、慣れたら生、という順で進めるのが安心です。生で与える場合は食器やまな板をしっかり洗う、出しっぱなしにしないなど、人間が生肉を扱うときと同じ衛生管理が必要になります。このあたりは「手軽なふりかけ」というより「食材を扱う」感覚に近いかもしれません。
栄養成分・カロリー
| 成分(100gあたり) | 含有量 |
|---|---|
| エネルギー | 約175kcal |
| 脂質 | 9.5g |
| 鉄分 | 4.3mg |
| カルシウム | 11mg |
| グリコーゲン | 2,200mg |
| ビタミンA | 9μg |
| ビタミンE | 0.9mg |
※公開されている成分値を記載しています。タンパク質などの記載がない項目は、購入時にパッケージ・公式情報で照合してください。
馬肉は赤身中心でタンパク質と鉄分が豊富なお肉です。グリコーゲン(エネルギーのもとになる糖の一種)が多いのも馬肉ならではの特徴。カロリーは100gあたり約175kcalで、トッピングとして使う量(後述)ならごく軽い上乗せにおさまります。
1日にあげる目安量
馬肉パラパラミンチは総合栄養食ではないので、使い方は大きく2通りあります。いつものドライフードに足す「トッピング」として使うか、手作りごはんの主材料として使うか、です。
| 使い方 | 目安量 |
|---|---|
| トッピング(ドライフードに追加) | いつものフード量の10〜20%程度を目安に足す |
| 公式の推奨バランス | 生肉30% : ドライフード70% |
| 手作りごはんの主材料 | 体重5kgの成犬で1日あたり約300gが目安 |
トッピングとして使う場合は、ドライの量を少し減らしてその分を馬肉に置き換えるイメージにすると、全体のカロリーが増えすぎません。パフィ(5kg)ならまずは1日20〜30gくらいから様子を見て、お腹の調子やうんちの状態を見ながら調整するかなと思っています。
手作りごはんの主材料にする場合は量がぐっと増えますが、その場合は馬肉だけでは栄養が偏るので、野菜や炭水化物、カルシウム源などを組み合わせる必要があります。まずはトッピングから始めて、愛犬の体に合うか確かめてから量を増やすのが失敗しにくい進め方だと思います。
ユーザーの声
馬肉パラパラミンチは犬用の生馬肉のなかでも定番で、解説サイトや口コミでの評価はおおむね高めです。良い声・気になる声の両方をまとめました。
高評価の声
- 食いつきがいい: 「偏食ぎみの子がにおいも気にせず喜んで完食した」という声が目立つ
- 解凍しやすい: パラパラのミンチ状なので必要な分だけ使え、塊より扱いやすい
- お腹の調子がよかった: 「生肉30%・フード70%で与えたらうんちの調子が整った」という声
- 与え方の説明が同梱: 初めてでも進め方がわかって安心、という評価
気になる声
- 解凍に手間取った: 塊で届いて解凍に苦労した、という声(パラパラタイプはほぐしやすい)
- 脂が気になることがある: 切れ端を使うため、ロットによって脂が多めに感じることがある
- 冷凍保存のスペースが必要: 900gをまとめて冷凍庫に入れる場所を確保する必要がある
過去には「配送中に肉の一部が変色していた」という口コミもありましたが、配送方法の見直しなどで現在はそうした声は見かけなくなっています。生肉という性質上、解凍や保存にひと手間かかるのは確かなので、そこを許容できる飼い主さんには満足度の高い商品だと思います。
サイズ展開と価格
| 内容量 | 形態 | 参考価格(税込) | 100gあたり |
|---|---|---|---|
| 300g×3袋(900g) | 通常セット | 2,700円 | 約300円 |
| 300g×3袋 × 2セット | まとめ買い | 5,400円 | 約300円 |
※価格・送料条件は時期により変わります。公式サイトでは定期購入(初回割引など)が用意されている場合もあるので、継続して使うなら公式の条件を確認すると◎。
冷凍便での配送になるため、まとめ買いのほうが1回あたりの送料の負担を抑えやすいです。まずは愛犬の口に合うか試したいなら通常セットから、気に入って続けるならまとめ買いや定期、という使い分けがよさそうですね。
原材料一覧
馬肉(熊本県で約2年穀物肥育・カナダ生まれの仔馬を肥育)
原材料は馬肉100%のみ。穀物・着色料・保存料・調味料は使われていません。人が食べる馬刺しと同じ品質の馬肉を犬用にミンチにした、シンプルそのものの商品です。
原産国:日本(熊本県で加工)
添加物が入っていないぶん、保存は冷凍が前提になります。賞味期限は加工日から冷凍保存で約180日(半年)。開封後はできるだけ早めに使い切るのがおすすめです。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- ドライフードの食いつきが落ちてきて、素材のはっきりしたトッピングを足したい方
- 鶏や牛とは違うタンパク源を、いつものごはんに取り入れてみたい方
- ヒューマングレードで産地のはっきりしたお肉を愛犬に与えたい方
- 食物アレルギーが気になり、馬肉を試してみたいと考えている方
- 手作りごはんの主材料として、扱いやすい生馬肉を探している方
- 冷凍保存・解凍のひと手間を許容できる方
逆に、解凍や冷凍保存の手間をかけたくない方、常温で手軽に使えるおやつを探している方には、半生タイプやドライのトッピングのほうが向いているかもしれません。
